香川県高松市のデザインマンホール青鬼
ぶらりマンホール、高松市での撮影
高校時代からの友人が高松市に遊びに行った時に撮影してくれたものです。
最初に見たときは仏様?と思いましたが、よく見ると
頭に角があり、右手には金棒を持ち、左手にはおまんじゅう?を持ち、 座っている鬼のようです。
鬼ヶ島の鬼なのか?それとも? 何かのキャラクターだろうか。
高松とどんな関係があるのでしょ?
正体は青鬼くんと判明しました。
高松駅の広場にマンホールの蓋のモデルが有りすぐに判明しました。
鬼の石像です。台座のところの説明を読むと、童話「泣いた赤鬼」の友人の青鬼で、故郷をさったあとに、旅の途中で訪れた香川でお接待の心に感動し笑顔で親切の輪を広げているそうです。
ところで「泣いた赤鬼」ってなに?詳しい話リンク
教科書にも出てくる有名な童話でした。
作者の浜田 廣介氏の「泣いた赤鬼」では青鬼が旅たった・・で終わってるんですけど?
その後の設定が存在する?
旅に出た青鬼は、香川県に立ち寄って「お接待の心」に触れ感動し、この地に住みつき、ユルキャラとして香川に誕生したようです。 (誕生したのは70年頃で、瀬戸大橋ができた翌年にはマスコットとして定着したようです)
詳しくは青鬼くんのプロフィールにリンク
青鬼くんがそこまで感動した「お接待の心」とは、四国霊場八十八カ所巡りのお遍路さんに対するおもてなしの心でした。
四国霊場にリンク
お接待についてリンク
住み着いた青鬼くん
は観光客に笑顔で出迎えてくれています。
青鬼くんの左手にもっているは、真心を具現化したものだそうです。おまんじゅうでは有りませんでした!。
小さな六角形は青鬼の優しさのオーラがあふれているようにも見えます。
実際は滑り止めなんでしょうけど。
海を渡ってきたので背景には海の波のイメージでしょう。
青鬼くんの素性が分かると、なんだかとても暖かい気持ちになれます。
石像の青鬼くんは地域によって持っているものが違っているようです。
高松駅:真心
屋島山頂:豆
津田の松原:団子
琴平駅:うちわ
小豆島寒霞渓山頂:オリーブ
それぞれの地域の特産物をもって観光客を迎えてくれているのでしょう!
編集後記
「泣いた赤鬼」続編をいろんな人が好みで書いています。
いろんな理解があっていいのではないでしょうか?
こうでなくてはダメ、こう感じるべきだ、なんて決まりはないですね。
他の人と同じよりも個性のある受け方も大事だと思います。
幼年期に読んでもらった、小学校で読んだ、オトナになって読んだ、 環境や年齢で感想が違ってくるのが面白いと思います
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中国には「四国霊場八十八カ所巡り」の0番があるのご存知でしょうか?
私が10年前に中国の西安に出張したとき、現地のガイドさんに連れて行ってもらったのです。この頃お寺は中国の人よりも日本人観光客が多くいました、お寺はほとんど改装されて全体的に綺麗だったんですが、もう少し時代を感じたかったなと言う感想でした。 霊場を全部巡りたい人は是非訪れてみてはいかがでしょう。詳しいリンク