宮城県石巻市のデザインマンホール、大橋
ぶらりマンホール、石巻駅前通りで撮影
妻が実家に帰省した帰りに立ち寄った時に、携帯で撮影したのです。 最近の携帯はコンパクトデジカメと同じくらいに撮れるのでびっくりです。 ロボコンのマンホールを撮影後に、しばらく歩くと別のデザインマンホールに会い、 撮影したものです。
デザインマンホールを見てみます。 大きな川?に頑丈な弓形に湾曲した橋がかかっていて、その下には二匹の魚が泳いでいます。空には華やかな花火が開いています。 大事なもの全部詰め込んだ感じです。 どんな、メッセージを持たせているんでしょう? 解明してみましょう!。立派な橋ですね、どこの橋なんでしょう?
デザインマンホールに描かれている絵と似ている橋、 石巻市で重要な橋をGoogle Earthで探してみます。 北上川河口に架かる日和大橋(ひよりおおはし)でしょう。 元は有料道路だったそうですが、現在は無料化されています。 産業と漁業を発展させ、渋滞の緩和にも役立ち石巻市を支えてきました。 (女川、鮎川、雄勝方面からインターチェンジに抜けられるため、交通量が多くなっているそうです) 海沿いなので橋からのビューも素晴らしいのだと思います。
橋は日和大橋!
日和(ひより)の語源から察するに、「いつも天気が良いよ」と穏やかさの象徴の橋ではないでしょうか?
川は旧北上川(きたがみがわ)となります。
北上川は東北最大で日本全国では4番めに入るような川です。 因みに日本最大は信濃川でした。 旧北上川は勾配が非常に緩いことが特徴になっていて、 河口では水と海水が混ざるために、栄養が豊富な場所です。 そのために豊かな漁場でもあります。 河口近くには石巻漁港もあります。
謎の魚?
デザインマンホールに描かれいる魚を探してみます。 シーバス、スズキ、サクラマス、イワナ、ヤマメ、ハゼ・・・等。 いろんな魚が生息していると思うのですが、絵に近い二種類の魚を当てはめて見ますと。 魚はハゼとヤマメではないかと思います。
別の情報があればご連絡ください。
花火の正体
デザインマンホールで打ち上がっている花火は、川開き祭りの花火でした。 江戸時代に北上川の治水工事を行った、川村孫兵衛を称えると共に海難事故、水難事故で亡くなった霊を弔うために行われた仏事が始まりだそうです。