東京都府中市のデザインマンホール 欅
ぶらりマンホール、府中市、大国魂神社(おおくにたまじんじゃ)付近での撮影
府中本町駅から大国魂神社との間にある大国魂神社(おおくにたまじんじゃ)西交差点付近で撮影。
家族で大国魂神社に初詣に出かけたときに撮影したものです。 では、デザインマンホールを見てみましょう。
カラータイプですがとても地味で1色です。 樹木あるいは、野菜(ブロッコリー)が外側から中心に向かって4つ描かれています。 それの背景には立体的にも見えるように感じます。
デザインマンホールに描かれている物は何でしょう?
府中市の木は「ケヤキ」市の花は「梅」市の鳥は「ひばり」で、野菜に関しては情報がないです。
なぜケヤキが市の木として選択されてるの?
歴史的意味のある欅(ケヤキ)。
府中市は国府所在地であったために由緒ある神社が残っています。 大国魂神社です。
表参道の馬場大門欅並木(天然記念物)がデザインマンホールの絵のキーではないでしょうか?約930年前に源頼義・義家父子が、司・安倍氏を討った際に、大国魂神社に奉植したのが欅並木の起源だそうです。 その後、徳川家康が馬場を寄進した際に欅並木を整備したそうです。
4本の意味するもの?
デザインマンホールの樹木が欅(ケヤキ)で有ることはわかりました。 しかしピザのように4つに分かれている理由が欲しいです。
現在の馬場大門欅並木は2列なのですが、 西馬場、東馬場の外側にも並木があり、全部で4列あったと云われています。 デザインマンホールの4本の欅(ケヤキ)は並木が4列あったことを意味していると思います。 さらにそれらの背景の絵は馬場をイメージしているのでしょ!。
現在の欅(ケヤキ)並木は環境の変化によって欅(ケヤキ)を維持するのも難しくなっています。 4列あったと云うのは、今の環境に対する警告のように感じます。
なぜ欅(ケヤキ)を植えたのでしょう?
木材としてみた場合、欅(ケヤキ)はとても固く木目も上品な感じです。
神社、仏閣を千年以上も持たせるには、欅(ケヤキ)はとても重要なのです。 そういった意味もあって、並木に愛用されたのではないでしょうか?
東京はシンボルに欅(ケヤキ)を選んでいるのが多い理由が有りました。