山口県下関市豊田町のデザインマンホール蛍
ぶらりマンホール、山口県下関市豊田町 木屋川付近
宇部市に住む古い友人から送られてきたデザインマンホールです。
撮影場所は、豊田町です。モチーフを解析してみましょう!
三匹の虫のお尻が光っている様子から 蛍ではないでしょうか。
遠くに見える無数の点は蛍の大群のようです、 と言うことは、それだけ自慢のできる蛍ですか?。
蛍なんて何処にでもいそうなんですが?
背景は、草原と川の様なイメージですね、
場所は何処何でしょう?。
蛍(ゲンジボタル)と判明!
下関市の市の虫に蛍が指定されています。
どうやって決めたのでしょう?
平成17年の合併後に市民投票を実施し決めたようです。
背景のイメージは、木屋川(こやがわ)ゲンジボタルの発生地です。
昭和32年に天然記念物に指定されています。
ホタルの名勝地と再度呼ばれるようになるまでの苦労が有ったようですね。
「ほたる船」
日本初!というだけの価値があります。
ホタルが乱舞する様子は幻想世界そのものを体験出来る、川下りです。
人気があり予約が必要です。
「ほたる祭り」
様々なイベントが開催されます。
暗くなるまでの時間を楽しく過ごせます!。
「木屋川」
蛍(ゲンジボタル)が自然発生した場所です。
見られるのは6月中旬からだそうです。
ここの住所:山口県下関市豊田町中村876-4
交通電車:JR小月駅→車25分
中国道小月ICから長門方面、国道491号、県道34号経由20分
問い合わせ先:083-766-0031/豊田町観光協会
豊田ホタルの里ミュージアム
ものすごいミュージアムです。
結構でかくて、中身も本気で作られています。
この建物上空から見ると、蛍になってます!
で・・誰が見るんだろう?
これだけの力の入れようは、蛍に対する愛情の本気度を感じてしまいます。
蛍の減少
昭和初期には業者による乱獲や、河川の改修工事と生活排水の汚染で
ホタルが減少していたそうです。
それを食い止めるために、町民が保護活動を始めて
現在の状態に戻したそうです。
ホタルが帰ってきてよかったですね。
豊田町のデザインマンホールはそんな意味が隠れていました。
お祭りはここ
所在地
〒750-0424
山口県下関市豊田町矢田 豊田生涯学習センター前広場ほか
交通アクセス
(1) 小月ICから車で20分
(2) 美祢ICから車で30分
(3) JR小月駅からバスで33分→ 「豊田町西市」から徒歩で7分
問合せ先 豊田のホタル祭り実行委員会
〒750-0421 山口県下関市豊田町大字殿敷1918-1
TEL:083-766-1056
【なぜホタルとういのか?】
日本書紀に登場していて「保多留」と文字が書かれていますが、
様々な説があります。
蛍の特徴である「光」を基本に考えられており
「ほ」を「火、星」と考えられ、「たる」については、
「ほたり・れ(火垂)」「ほてり・れ(火照)」「ひたる(火足)」「ほたる(火立る)」「ほしたる(星垂)」などがありどれも決定的ではないようですね。
【ゲンジホタルとヘイケホタル】
これも諸説あるそうですが、山伏(別名:験師(げんじ))が夜に提灯を持って山歩きする様から、ゲンジボタル。
優雅な光を源氏物語の主人公「光源氏」になぞらえたという説もありますが、地方によって呼び方は様々なようですね。もっと詳しくはネットで検索してみてください。
ヘイケボタルはゲンジボタルでない方を後で付けられたようです。
夜に水辺で光っているホタルは原始的なグループであり、世界的にとっても希少な存在なんです。
ホタルが見られる環境をどんどん増やして子々孫々まで受け継がれたいですね。