埼玉県新座市 コブシの花
ぶらりマンホール、新座市駅の付近で撮影
仕事の出張のついでに
取材してきました!
撮影場所:新座駅付近
ポイント:ヨーロッパの中世を思わせるデザイン
中心にあるマークは市章ですかね。
四つの花と、4つの葉っぱ。
周りは、4ツのモミジの葉と、小さなモミジの葉で構成されています。
なんだか四つ葉のクローバーの様な感じにも。
デザインマンホールの中心にあるマークは新座市の市章でした。
円の二本の線は「ニイザ」の「二」です、塔のような三角の物体は「ザ」です。
無限に向かう新座市の可能性と発展を意味しているそうです。
中央の花は、市の花コブシです。
なぜコブシ?なんでしょう?理由がありました。
コブシの和名は「拳」つぼみ、果実の形が幼児の拳に似ているからそう呼ぶそうです。
この「拳」が市民の団結、連帯感の象徴にもなることから選ばれたそうです。
モミジは防火樹にも選ばれていて、火事には神経質だった土地柄もあり
市の木に選ばれたのでしょう。
円のように見えるのってもしかして、
野火止用水をイメージ化したのではないでしょうか?
ところで野火止ってなんでしょう、火災と関係があるように思えてしまいます。
江戸時代に、江戸の人口増加で水不足になったのを、対策するために多摩川から引かれた用水路です。
「野火止」は新座市の地域の名前からとったのです。
関東ローム層の土地では、作物がとれにくい地域だった事から野焼きが行われていたようで、野焼きのが延焼しないように見張り台として作られたのが、「野火止塚」らしいです。それが新座市の地域名になり「野火留村」→「野火止」になったそうです。
見どころ:平林寺
武蔵野の面影が残る雑木林は、国の天然記念物に指定されています。
大自然を堪能出来ます。
交通アクセス:JR武蔵野線→新座駅→散策道→野火止水路→平林寺
制作Memo:
デザインマンホールの
取材中に野火止用水路を沿って歩いていると平林寺にたどり着きました。
デザインマンホールの撮影時はまだ肌寒い時期でしたが、 平林寺の夏は、竹林で涼しく、雑木林には昆虫などもいて子どもと行っても面白いです。
しかもとっても静かなところで心が落ち着きますね。
秋には「もみじ」の紅葉が素晴らしく、カメラについ収めたくなってしまいます。
散策の帰りには、平林寺の近くにお茶屋がありますので、そこの肉団子がとっても美味しいです。