東京都小平市のデザインマンホール
ぶらりマンホール、小平市の「ふれあい下水道館」の地下5階で撮影。マンホールがとってもきれいでした!。
色付きデザインマンホールが見やすい
撮影場所:東京都小平市内
ふれあい下水管の地下5階で撮影しました。
マンホールの蓋のイメージは、小平市の町並みの風景です。
平凡でありながら、なぜかホッとするような、落ち着きのあるデザインマンホールですね。
色付きのデザインマンホールとモノクロ(色が付いていない)ではこんなに違って見えるんですね。小さな物までが浮き彫りになって絵のイメージを理解しやすいです。
遠くに見えるのは富士山でしょう!
その横には市のシンボルの建物?
市内どこからでも見えそうな高い塔?
町中に生えているでっかい木?
なんだか不思議な電車?
何かを栽培しているようにも見える低木?
そして何より空にはちょっと変な鳥?
落ち着きのあるデザインマンホールではあるが
これは実在する景色なのだろうか?
(モノクロ色無しのデザインマンホールは欅公園付近での撮影です)
なんの建物だろう
奥に見える建物は結構立派に見えます。
色からすると、レンガ作りなのでしょうか?。
東京ガスのGAS MUSEUM ガスミュージアムのような気もします。
津田塾大学の校舎ハーツホン・ホールにもみえますね〜。
どちらも捨てがたいのですが、歴史的にも後者は「東京都選定の歴史的建造物」になっていますので
津田塾大学の校舎ハーツホン・ホールかな。
高い塔
スカイタワー西東京か?しかし小平市には存在していません。
火の見櫓ではないかな、小平市は多摩川上水で水が引かれるまでは、火災にとても敏感だったはずなので、そのイメージで火の見櫓かな。
大きく見える木は市の木:欅(ケヤキ)です
小平市だけでなく、武蔵野では全般的に欅(ケヤキ)が象徴されます、なぜでしょう?
武蔵野は江戸時代以前は見渡す限りの荒野で、雑木林も人も住まないような所だったそうです。
そんな所を開拓するのに欅(ケヤキ)は最適だったんです。
防風林にとっても強い!
落ちていった葉は畑の肥料になっていた!
木材はまっすぐで木目が美しい!
火に強く硬いために建築材料や農器具に最高!
利用価値が高く屋敷林に好んで植えられています。
「となりのトトロ」といえばスタジオジブリが製作した有名なアニメ映画ですが、その中にでてくる巨木は欅(ケヤキ)なんですよ。
市の花はツツジです
低木は何かを栽培しているとすれば、日本で初めて農産物として栽培されたブルーベリーかツツジでしょうか?。
ツツジは、しんの強さと花の美しさが愛され、さまざまな家庭にも植えられています。とくに小平では、古くから田無ぎりとして霧島ツツジ、紅霧島ツツジが栽培され、枝物として大量生産されています。ツツジの強さと開花期の長いことは、市政の充実と躍動を表すものといえるものです。
飛んでいる鳥は
市の鳥:コゲラ、つまり雀サイズのキツツキの一種です。
コゲラは環境さえ良ければ住宅街、公園にも住み着いていますが、主に玉川上水付近によく見られ、飛びながらギイーと鳴いています。コゲラはつがいや家族でいることが多くその姿には、ほのぼのとします。
この景色は何処だ!
電車が見えますが、このように見える景色が該当しないのです。もし知っている人ありましたら一報いただくとありがたいです。
車のイラストもなんとなく意味が有るような感じではありますが。
交通は青梅街道、五日市街道、西武鉄道新宿線および拝島線が東西方向にあり!
南北方向では小金井街道、府中街道さらに西武鉄道国分寺線、多摩湖線、JR武蔵野線があり!。
とても交通の便がいいところであります。
市内を横切る玉川上水と雑木林、いたるところに屋敷林(防砂林)が植えてあり、
野鳥が住める町は、自然と開発のバランスがとっても良い状態だと思います。
今のバランスの良さを忘れないようにという願いが込められた
イラストでは無いでしょうか!(多分)
このデザインマンホールは一般公募によって決められたそうです
編集後記
小平市の名前の由来は、合併の時に小川村が中心にあったのでその時の「小」と、武蔵野台地上にあり平らな土地だったので「小平」となったそうです。
小平市のふれあい下水道館の資料がとても参考になっています。荒野だった武蔵野は水が不足していたのですが江戸時代に人口があふれた時におこなった、玉川上水の工事が今の緑多い土地に変化してきたのには驚きです。しかし、現代では開拓が進み緑の少ない土地に変わってきた様子も伺えました。